おまけ

執事とマリー

マリーが華麗に『真っ赤な太陽』を歌いながら登場すると、
マリー： 執事！執事はどこにいる？
とお供のものを探すと、反対側の入り口から

執事： はい。お嬢様！　失礼いたします。失礼いたします。
とポーズを決めて颯爽と登場。ここから、マリーと執事の小芝居が（笑）

マリーの下に来ると跪き、
執事： お呼びでしょうか？
マリー： 猪野。猪野は私の執事になってだいぶ経つけれどどれくらいかしら？…5分くらいかしら？
執事： 先ほど上の階で打ち合わせを
マリー： 余計なことは言わなくてよろしい
執事： 失礼しました

マリー： 今まで人様から頂いて印象に残っているものはなぁに？さぁ、ハッキリと
執事： 自転車グッズです。すみません。
マリー： 自転車グッズですって。よーございましたわ。お風呂入ったらどこから洗うの？
執事： （暫く悩みながら）首周りです。すみません。
マリー： （会場のエー！の声に）ほらごらんなさい。
首周りだなんて、そんな。大事なところに決まっているでしょ。そうでしょ！
執事： そうでございます。
マリー： さぁ。もう魔法が解け始める時間だから。
執事： おぉ。
マリー： 私はシンデレラか。（執事に向かって）ツッコメ！
執事： （苦笑いしながら）相変わらず絡みにくいでございますね。
マリー： 急がなくっちゃ。猪野！自転車をこよなく愛しているけれど、チャリばっかり乗って性欲は落ちないの？（大爆笑の客席）
執事： つながりがよく…。チャリと性欲が…。それはどういう？
マリー： 乗る！ことに変わりは無いでしょ。（更に大爆笑の客席）
執事： （苦笑いしながら）あぁ。そうですね。乗っているって意味で。はい。
マリー： 大丈夫？
執事： はい。大丈夫（若干引き気味に）
マリー： わかった。そういうことですって。
もうそろそろ結婚を考えてもよろしいじゃなくって。いい人いるの？
執事： プライベートな質問なんで。
マリー： あぁ。（笑）はるか昔好きだった郷ちゃんは…
執事： え。昔なんですか？まだ頑張っていますよ。彼は。
マリー： 今はこれ。ほら。見えないわよね。（と進行本の表紙を見せる）
執事： ジャニーズですね。
マリー：一平さんもねぇ。（執事へ）大切なファンを騙くらかしたらだめよ。
執事： はい。勿論です。
マリー： じゃ。私はこれから関ジャニのコンサートのチケットを取りに行くから、
あなたはここで待っていなさい。
では、退場。

と、颯爽と後へ移動すると、急に振り返り マリー： あ。大事な事を言い忘れていました。“あ。どうもぉ。”